マスク着用時には、スキンケアを入念に!

ウィルスの院内感染を防ぐために、医療従事者にとってマスクは欠かせないアイテムですが、マスクを長時間装着していると肌荒れを起こす看護師もいます。
ですから、マスクを長時間装着する際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

まず、マスクをすると口の周りが加湿され、肌が潤っていると勘違いをしてしまいますが、実は着用時間が長くなると、実は肌を過酷な環境に晒すということを知っておきましょう。
なぜなら、マスクを装着している時間が長くなればなるほど、呼吸する際に取り込まれる水蒸気によって、口周りの角質をふやけた状態になってしまうからです。
そうなると、細胞間脂質と呼ばれる角質が溶け出してしまうので、マスクによって物理的な摩擦が加えられると、肌のバリア機能が低下してしまいます。
したがって、口周りが赤くなったり、吹き出物ができやすくなり、肌荒れを起こしてしまうのです。

ですから、このような症状を防ぐためには、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分を含んだ化粧水で、積極的に肌を保湿する必要があります。
また、汗をかきやすい人は、化粧水だけでなく、乳液や保湿クリームなども時間を見つけて塗布することをおすすめします。
肌荒れがひどくなると、メイク時に支障が出たり、ストレスの原因にもなるので、長時間のマスク着用時には、しっかりとスキンケアを行いましょう。
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